韓国の子育て・教育

韓国で絶景、自然に触れるならタニャンへ!家族でスカイウォークと食いだおれ

韓国在住のここまるです。

トライリンガル育児していますが、日本語環境を作るのが大変です。
言葉は使わないと、どんどん忘れるのでなんとかして使う機会を増やしたいと思うこの頃です。

今回は家族旅行・仲間との旅行にも是非、おすすめしたい旅行先「タニャン」をご紹介します。

「タニャン」という地名は猫みたいで覚えやすくないですか?

漢字では「丹陽」と書いてタニャンと読みます。

この記事では、意外と知られていない韓国の有名な観光地を紹介します。

「韓国にこんなところもあるんだ~。」

と新しい発見をしてみてくださいね。

ではさっそく、自然に囲まれた「タニャンの世界」へ行ってみましょう。



絶景や自然が多いタニャンとは?

ソウルから車で2時間ほど離れたところに忠清北道(チュンチョンプクト)の丹陽郡(タニャングン)があります。

忠清北道は、韓国の真ん中あたりにある行政区です。

忠清北道(チュンチョンプクト)は충청북도、
丹陽(タニャン)は、단양と書きます。


出典Wikipedia

このタニャンは、山岳地帯ということもあり大自然を楽しめる人気スポットです。

ソウルにも続く南漢江、遺跡、洞窟、散策路、韓国最大の湖、丹陽八景と呼ばれる絶景スポットが多く都市を離れてゆっくりしたい人におすすめのエリアです。

韓国の観光100選にも選ばれたことがある丹陽(タニャン)は、一度行くと、ふとあの絶景を思い出してまた行きたくなるような場所です。

この丹陽郡には有名な観光名所がたくさんあります。

その中でも、以下の4つが人気です。

コス洞窟(コスドングル고수동굴)
うっすら薄暗い暗い洞窟内1700mをコースに沿って歩き手すりを上りながら回ります。
小学生のうちの子も、なんとか周り切りましたが、階段も多くてかなり体力使います。

・島潭三峰(
トダムアンボン도담삼봉

国の国家指定文化財44号に登録されているタニャン八景の一つです。
南漢川に大きな岩が3つあるので、目を見張ります。

このトダムアンボンは、李氏挑朝鮮初期の道学者のチョン・ドジョンが子どものころ過ごした場所だったという由来で、号の(サンボン)が岩の名前に付けられたと言われています。

スカイウォーク
タニャンの自然と絶景を360度楽しめるスカイウォーク。
上に行くと、空と水の色が青くつながり、まるで空中を歩いているような気分になります。

夜の市場
韓国の文化に触れるなら、市場がお勧めです。
懐かしさと、昔ながらの雰囲気になじむなら、市場でいろいろ試食を楽しんでください。

タニャンはニンニクの名産地としても知られていて、ニンニク料理の店、ニンニクエキス、ニンニクのから揚げなど街中でニンニクが売られているのも特徴です。

日本では、つい口臭を気にしてニンニクを食べませんがタニャンに来たら、そんなことを気にしている人はいませんよ。

思う存分ニンニク料理を堪能してみてください。

今回は、マンチョンハスカイウォーク、水族館、市場を紹介しますね。

絶景を楽しめるマンチョンハ スカイウォーク

タニャンには、見どころがたくさんあるのですが、その中でも人気スポットは、南漢江の絶壁の上のスカイウォークから大自然をパノラマで楽しめる万天下(マンチョンハ)スカイウォークです。

万天下スカイウォーク 만천하스카이워크

大きな駐車場に車を止めて、そこから大型バスで山の上に向かいます。

バスを降りると、スカイタワーが見えるのですが、その手前の施設でアクティビティーを楽しむ人たちでにぎわっていました。

ここには980mの二つの固定されたワイヤーロープがあり無動力で滑り降りる施設があり、人がたくさん並んでいました。

南漢川を見下ろしながら水面から120mの高さを滑り降りていくのを見て、スリル満点だろうなあと思いました。

짚와이어
만천하스카이워크

 

私たちは、スカイウォークの下にたどり着き、上り始めました。

らせん型のタワーをひたすら上り、
風や澄んだ空気を感じながら80m以上ある頂上まで上りました。

一番上が展望台になっていて丸くなっているので、
いろいろな景色を楽しめます。

下が丸見えのところは、怖くていけませんでしたが、
人気写真スポットでした。

途中からは下を見るのが恐ろしくなるほど怖く私は足がガクガクして震えるほどでしたが、子ども達は楽しみながら上に登っていました。

頂上から見た景色です。

広い空が素晴らしすぎて「たまやー」と叫びたくなるほどでした。

展望台はとても広く、写真を撮るスポットがたくさんありました。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、展望台はとっても広いです。

家族写真をいろいろなところで撮りましたが、

360度見渡せる自然の恵みと、空の青さはスケールが違いました。

パノラマの光景は、何といっても解放感がありました。

空と水の色が一体化して見える景色は
ずっと見てても飽きませんでした。

快晴の日に行くのがお勧めです。

このスカイウォークは
人気スポットなので人が多いのは覚悟してくださいね。

ネイバーで検索すると
ホームページで絶景が見れますよ。
マンチョンハスカイウォーク


(マンチョンハ スカイウォーク)
만천하스카이워크

タヌリ アクアリウム

タニャンは自然が多く、見どころもたくさんありますが子供が小さい場合は室内体験施設も外せません。

そこで、朝9時から始まるをタニャン タヌリ アクアリウムに行き、普段見ることができない水の中の動物を見に行きました。

タニャン タヌリ アクアリウムは、韓国語で단양 다누리 아쿠아리움と書きます。

この水族館は、市外バスターミナルのすぐそばにあるというメリットもあってか、ファミリーやカップルがたくさんいました。

https://twitter.com/chungbuk21/status/1474249105400819714

この水族館は、韓国で淡水魚が一番多いのが特徴で、世界の川や河川に住む生物たちが展示してありました。

見たことがない様々な魚が見れました。

窓ガラスのようなショーケース越しに泳ぐ魚をみたり、
まるで自然の川で魚を見ているような雰囲気で様々な魚を見れたのも良かったです。


高さ8Mの水槽の中でサメにエサをあげるショーもありました。


いろいろなタイプの水槽があって、楽しめる仕組みがありました。

下から覗けたり、トンネル式の水槽もあり、水の中に一緒にいるような体験をして子供が楽しんでいました。

天然記念物の知らない魚もたくさん見ましたが、それ以外に亀、とかげ、ワニ、カエル、サメ,カワウソ、リスなども印象的でした。


2時間ほどゆっくり回りましたが、子ども達が楽しめる仕組みがたくさんあって楽しく見れました。

市場など

タニャンはニンニクの街だとお伝えしましたが、あちこちにニンニク料理やニンニクエキスなどが売っています。

ニンニクは、韓国語で마늘(マヌル)です。

そんなマヌル料理が有名なタニャンには有名な市場があり、「夜の市場」が楽しいと聞いたので行ってみました。

夜の市場を韓国語でヤシジャンと言います。

夜をヤ(야)そして、市場をシジャン(시장)といい、ヤシジャンと言います。

6時過ぎに市場へ向かったのですが、それほど人はたくさんいませんでした。

でも、市場の中に入ったら・・・

とんでもないくらい人であふれていて、人気店は行列でした。

市場にこんなにたくさんの人がいるとは・・・!

食べ物のお店が立ち並び、そこにはニンニク醤油でつけたフライドチキン、ニンニクパン、ニンニクエキス、それ以外にもアイスクリームや、トッポギ、お餅、パン屋、食堂などさまざまな店が並んでいて、人が溢れて歩けないほどでした。

人気のフライドチキンの店は、予約をして2時間待ちと言われるほどすごい人気でした。

もちろん我が家も待って帰ってきて食べましたが、ちょっと冷めていました。
チキン屋さんでは食べる場所がなかったので、その場で食べたらもっとおいしかっただろうと思いました。

最後に

今回は『韓国で絶景、自然に触れるならタニャンへ!家族でスカイウォークと食いだおれ』をご紹介しました。

韓国旅行と言えば、ソウル、プサン、チェジュ島が有名ですが韓国国内には自然が多く景色がいい場所もたくさんあります。

ちょっとローカル気分を楽しむなら、現地の人が楽しむ旅行もおすすめです。

今回紹介したタニャンには実は素晴らしい見どころがたくさんあるので来られるなら、3日~5日くらいかけてゆっくり回るのがいいかと思います。

年配の方もたくさんいますが、
若者に人気スポットも多く、おしゃれなカフェもありますよ。

人気カフェと言えば・・・
特にパラグライディングができるカフェサン(山)が人気スポット!

パラグライディングが飛ぶのを見ながら、コーヒーを楽しめます。

카페산 カフェサンホームページ


카페산

また、機会があれば他の見どころも紹介しますね。

ひーりんぐまっぷがみなさんの視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。

まだまだ寒いですが、体に気をつけて暖かくなる春を待ちましょうね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。