韓国の子育て・教育

【韓国で育児】5月病を吹き飛ばせ!家族でサイクリングに行って感じたこと





韓国在住のここまるです。

木々が芽吹く5月!

街の新緑を見るだけで気分が明るくなるこの頃です。

先日、朝運動を終えた後にいつもと違う道を通って家に帰ろうとしたら・・・
ビルの木陰にこんなきれいな花が咲いているのを発見しました。

今年に入って、時間に追われることが多くほとんど時間を一人で過ごしていたのですが1人時間が長いとコミュニケーションが減り自然と憂鬱になりがちです。

でもふと、咲いているきれいな花や緑をいると明るく元気な気分になれます。

外に出たときに感じるさわやかな風、若葉の新緑が「頑張れ!」と応援しているように見えるのは私だけでしょうか。

連日、天気もいいので太陽からもたっぷり栄養をもらえるのもありがたいと感じます。

みなさんも、ちょっと元気が出ないなあと感じたら、外の空気を吸うと良いですよ。

ぜひ、自分の気分転換法をいくつかさがして見てください。

そんな自然の恵みが多い5月は天気も良く、イベントが多く楽しい反面・・・
日本でよく言われる「5月病」と同様に韓国でも「春困症(춘곤증)」というものがあります。

3月に始まる学校や職場に慣れ始めたちょうどこの時期に感じる不安やストレスがかさみ憂鬱になったり疲労感が増したりするのがちょうどこの時期です。

そのため、我が家では毎年5月を無事に乗り超える方法はないかと考え毎年5月になると小さいイベントを作るようにしています。

特に、気分が滅入ったり疲労感が増す時期なので、外に出て太陽を浴びたり、全身を動かし心身共に健康を管理することが大切です。

過ごしやすい5月を有意義に過ごすためにも、体を動かし気持ちがいいコミュニケーションをとりながら過ごすことをおすすめします!

では早速、我が家のサイクリングに行った体験の感想をお伝えしていきたいと思います。



5月病を吹き飛ばせ!家族でサイクリングに行きました

韓国の子どもの日、両親の日も終わりました。
祝日は大好きですが、どうしても不規則な生活になりがちですよね。

そこで祝日も適度に体を動かし、家族でコミュニケーションをとる時間を持ちました。

今回、サイクリングに行くのを決めた際に主人が「10キロに挑戦しよう!」というので私も張り切っていましたが、10キロという距離がこんなに大変だとは思っていませんでした。

当日は、朝10時に出発!

天気予報では日中は25度まで上がると知り、日焼け止めを顔にしっかり塗り帽子をかぶる準備をして出かけました。

信号や車が通らないような裏道を選び一列になって走ったのですが、私が先頭だったのはたったの5秒。

一瞬でパパ、子ども達に抜かれ最後まで私はみんなの背中を遠くに見なが走り続けました。

だんだん遠くなる家族の背中・・。

あまりにも私が遅いので、いつも家族が途中で水を飲みながら休んでいました。

途中、畑を通り過ぎるときにカラス除けなのか鳥の模型が木につるされて風になびいているのを見ました。

私「パパ!あと何分?」

パパ「あと10分ぐらいだよ。」

という返事を聞いて、「あと20分かぁ・・」と気が遠くなりました。

熱さと、スピードが出ているので有酸素運動の効果は抜群のはずですが前ならここまでつらくなかったはずが、のどかな光景を見ながら息はゼーゼーと音を立てていました。

60歳過ぎると20歳の時と比べて約60%まで筋肉が落ちると言われていますが、1年ごとにじわじわと筋肉も低下しているのだと感じます。

子どもはますます体力がつき、できることが増え私はその反対になっていくのだなあと。

なんだか自分の話ばかりになってしまいましたが、それでも自然の中を走ることで体を動かすので気分転換になりました。

子どもは思った以上にサイクリングを楽しみ途中停まりながら、花や木があると写真を撮っていました。

「あっ。ママ梅の木があるよ!」

ふと、止まって右側の木を見ると、梅の木の梅を見て私が大好きだったおばあちゃんを思い出したり、

매실 나무 (メシルナム)
梅の木ですね。

自然の中で鳥の声を聞きながらきれいな空気に触れられた時間は特別な時間になりました。

私が住む繁華街のエリアから20分ちょっと離れるだけでこんな過疎化が進んだ集落があるなんて正直驚きました。

コンビニや店が全くない町にところどころ民家が見え畑がたくさんありました。

道もきれいに舗装されないままで、夜になると真っ暗になりそうな所を走りながら、5年後、10年後は一体どうなっているのだろうか?と頭によぎるも、ひたすらペダルをこいで通り過ぎました。

私が今回のサイクリングできつかったのは、子ども達のスピードが速かったのもありますが思いリュックをしょっていたのも原因です。

パパが詰め込んだウェットテッシュ、水、お菓子が入っていました。

途中に肩が痛くなり、

私「リュックが重たいからしんどいのかも。」と叫んだら、

パパ「そのくらい全然平気でしょ。」という後に

子供「제가 할게요.(僕がします。)」

と近寄ってきて重いカバンを代わりにもってくれた息子。

この差は・・。(炎上)

家族で一緒に走った10キロのサイクリングは私にとってはすごく大変でしたが、子どもの成長、過疎化の実態、だんなの冷たさが分かるとっても有意義な時間でした。

家に戻ってくるときは、道がだいたいわかることもあり距離が短く感じた上に、パパが近道を見つけ3キロ短縮できました。

「最初から近道見つけておいてほしかった・・・」
と主人を恨みたくなりましたが、帰りに立ち寄ったペクタバンで子どもが両親の日だからと、お小遣いでコーヒーやパンを買ってくれたパンとコーヒーがおいしくて疲れが吹っ飛びました。

ちなみにこのサンラボンスムージーは、私好みでまたリピしたいです♬

無事に帰ってこれて、家族で楽しめ達成感もあり「また行こう!」という話になったので良かったです。

あと何回、家族でサイクリングに行けるか分かりませんが子ども孝行の親になれるように基礎体力をつけ一緒に楽しめる運動を続けて行きたいと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。