韓国の子育て・教育

韓国現地のスーパーで5万ウォン(5千円)でどれだけ食材が買えるか?




韓国在住のここまるです。

トライリンガル育児奮闘中です。

韓国の小学校は3月が新学期ということもあり、現在長い冬休み中です。

朝起き8時頃ゆっくり朝ご飯を食べ、11時過ぎると・・・

「昼ごはん何?」

と食べ盛りの子どもが冷蔵庫を開けたり閉めたりするのを見るのが日課です。

1日3食を家で食べているので、事前にメニューを決めてスーパーに行きますが最近は特に外に出ると物価上昇を感じます。

あれもこれも値段があがり、

「こんなに高いの?」

「一体どこまで値段が上がるのかなあ?」

と不安になるこの頃です。

このように物の値段も気になりますが子供の成長を考えると「栄養」や「食事のバランス」も気になるものです。

そんな子育て中の我が家が韓国の現地スーパーで、5万ウォン(約5千円)で、どれだけ食品が買えるか試してみました。

「どんな食材があるのか?」

「いくらぐらいなのか?」

日本との違いを見つけながら読んでくださいね。

5万ウォン(5千円)でどれだけ食材が買えるか?

我が家は週2回ほどスーパーや大型マートに買い物に行きます。

最近は一回行くと10万ウォン(約1万円)を超えるのが普通になってきました。

そこで、先週5万ウォン(5千円)で何が買えるか試しました。

9品を買いました。

卵、豚肉、鶏肉、きゅうり、ラーメン、牛乳、ハム、キノコ、お餅です。

一つずつみていきましょう。

必需品の食品とは?

我が家で欠かせない卵と牛乳と肉を今回買ってきました。

子どもが食べ盛りなので、栄養を考えて卵と牛乳と肉は欠かせません。

週1回は、30個入りの卵を買い常備しておきます。

成長期にたんぱく質が必要なので、子どもには卵を食べさせてタンパク質を取らせています。

韓国語で卵は、계란ケランと言います。

卵の値段は多少変動がありますが、中大サイズで30個を約7000ウォン前後で購入できます。

円にすると、約700円前後ですね。

卵は、栄養もとれいろいろな料理に使えるから助かります。

我が家は朝は目玉焼き、昼や夜には卵焼きや、韓国のケランチムなどでよく使うのですが、子どもは野菜やキノコ類を刻んで入れたふかふかケランチムが好きです。

日本では、12個入りが1パックになっているのが一般的ですが、韓国では30個が1パックになっているものも良く売れます。

30個入りというと数が多く感じるかもしれませんが、我が家では家族みんな卵料理が大好きなので、1週間後にはほぼ余っていません。

卵の品質や味は?

韓国の卵は生では食べる習慣がないので、卵の生の味を日韓で比べたことはないのですが、色味やコクの良さで言えば、日本の卵の方がおいしいかなあと思います。

また日本の卵を買うときに割れていないことが前提ですが、韓国も同じです。

韓国の卵は透明のプラスティックに入っていることが殆どなので、購入する前にはちゃんと卵が割れていないか確認しますが、ほぼ問題ありません。

カナダやオーストラリアでは、スーパーに並んでいる卵が割れていたままでもスーパーに陳列されていることが度々あり驚いたことがありましたが、韓国では日本と同様にそういったことはありませんので、安心してスーパーでお買い物ができます♪

スーパーから自宅に帰るまでに卵を割らないようにすることだけ、注意が必要です!

牛乳

冷蔵庫にないと物足りないと感じるものと言えば・・牛乳です。

牛乳は1日1回飲む程度ですが、ヨーグルトを作るとき、朝コンフレークを食べるときにも使います。

韓国語で、牛乳は우유(ウユ)と言います。

子供の栄養を考えカルシウム摂取のために、牛乳は意識して買っています。

牛乳は、1.8リットル5300ウォン(約530円)です。

肉類

韓国と言えば、焼き肉!というイメージがあるかと思います。

韓国の子は肉をすごくたくさん食べます。

食べ方もいろいろありますが、家では肉を野菜やキノコと一緒に焼いてサンチュで巻いて食べます。

韓国語では、肉を고기(コギ)と言います。
鶏肉は、닭고기(タッコギ)、豚肉は돼지고기(テジコギ)です。

鶏肉400gが7400ウォン(740円)でした。

実はこれじゃあ全然量が少ないので、昼に親子丼にして食べようと思い買いました。
玉ねぎやキノコで量を増やしお腹を膨らませる作戦です。

下のお肉は、豚肉です。

コチュジャンプルコギは良く作るメニューなのですが、人参、キノコ、キャベツなどの野菜をいため、サンチュで巻いて食べる我が家の人気メニューです。

682gで約1159円です。

豚肉も、野菜とキノコをたくさん焼いて一緒に食べます。

加工食品、インスタント

加工食品やインスタントを食べさせないで、オーガニックだけを食べさせているご家庭も多いのですが、私はなかなかそれができません。

仕事の合間で昼ごはんを作るのも負担になることが多いので、加工食品やインスタントに助けてもらい昼ごはんは乗り切ります。

インスタントラーメン

1週間に1回は昼にインスタントラーメン作って乗り切っています。

キャベツやもやしなどのあまりの野菜や、キノコ、わかめやコーンを入れて食べるのですが、子どもはお腹がいっぱいにならないので、「ご飯」と言って、炊飯器のご飯を持ってきて、スープにご飯を入れて食べてます。

韓国語ではラーメンは、라면(ラーミョン)と言います。

子ども達が選ぶ一番好きなラーメンは、ジンラーメンの辛さをおさえたバージョンです。

진라면 ジンラーメンと、너구리 라면 ノグリラーメンはお気に入りです。

5個入りで、約329円です。

ハム

朝のサンドイッチや、マカロニサラダが好きなのでそこに入れるハムを買いました。
朝はご飯が多いのですが、パンの時は野菜、卵やハムを入れてサンドイッチを作ることが多いです。

韓国語では、ハムは햄 (ヘム)と言います。

ハム90g ×2個

1990ウォン×2個で、3980ウォン

2個で約398円です。

野菜やキノコ

冬は野菜が高いですよね。

主人のお母さんが自給菜園とお米を作っているので、お母さんのところに行けば野菜はほとんどもらえるので、かなり助かっています。

お母さんが作った新鮮な無農薬のサンチュ、白菜、なす、玉ねぎ、ニンニク、ネギはスーパーとは比較にならないほど甘くておいしいため、ついスーパーで野菜を見ると、値段の高さに驚きます。

きゅうり

きゅうりは単品売りもあれば2本、3本売りでうっているものが多いです。

韓国のきゅうりは、오이(オイ)と言います。

うちの子は、きゅうりをマヨネーズをつけて食べるのも好きですが、今回はマカロニサラダに入れるためにこのキュウリを買いました。

マカロニサラダにきゅうりを入れると、食感がいいのでたっぷり入れてます。

きゅうりは、2本で2500ウォンなので、1本あたり1000ウォン以上はしますね。

野菜不足になりやすいのは、冬なので白菜やキャベツなどが安いと思うとすぐ大目に買ってしまいます。

キノコ

キノコも、我が家では常備品に近いほど頻繁に買います。

韓国語でキノコを버섯(ポソッ)と言います。
下のエリンギは、새송이버섯(セソンイボソッ)と言います。

エリンギは、キムチチゲや、焼き肉、野菜炒めなどさまざまな料理に使います。

このキノコがないと、1品物足りない気がするのでつい買ってしまいます。

4本入って、約220円です。

2時のおやつ用のお餅

1日中家にいると、ちょっとつまめる間食も常備が必要です。

子どもは、3時前には塾にいくので、2時になるとおやつを欲しがります。

「お腹空いた~。」

そのため、お菓子や果物、お餅をつまめるように買っておきます。

韓国語でお餅は、떡(トック)です。

これは、韓国のお餅のカレトックと言うものです。

1つが約219円ですが、二袋買ってきました。

2個で、4380ウォン(約438円)です。

はちみつ:끌(クル)がついていて、お餅をフライパンで焼いてはちみつをつけて食べます。

フライパンで5分くらい焼くと膨らんできて、熱々のお餅になるのですがすごくおいしいですよ。

お腹にもたまりやすいから、子どものおやつにとっても便利です。

最後に

今回は、韓国で子育てをしながら「現地の韓国スーパーで5万ウォン(5千円)でどれだけ食材が買えるか?」買った食品の値段や日本との違いをご紹介しました。

こうやって毎日食卓に並ぶ食材を見ると、食べるものは私たちにとって大切なものだと感じます。

私も食べることが大好きですが、自由にいい食材を選び、栄養バランスを考えてコストの心配なく家族で食事を食べれたらどんなにいいかと思う時があります。

今回買った食材の合計金額は、47620ウォン(4762円)でした。
買った食材は卵と牛乳をのぞいたら3日ぐらいで消費する量です。

これ以外に、宅配でチキンを頼むこともあれば、近所のお惣菜を買う時もあるので、食費は思った以上にかかり、子供の成長とともにますます増えていくと思います。

子どもは食欲旺盛で、好き嫌いもほとんどありません。
肉、やさい、キノコ、豆、海藻なんでも食べますし、お菓子もお餅も大好きです。

今からこんなに食べていたら、中学生、高校生になったらどんだけ食べるんだろうと今からちょっと心配になりますが、工夫をしながら乗り切りたいです。

ひーりんぐまっぷがみなさんの視野を広げるヒントになれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。