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今回は、5月12日より全国の書店で販売の『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』をご紹介いたします。
まず、みなさんは「発達障害」という言葉は聞いたことがありますか?
「発達障害とは?」
発達障害とは、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。
そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。
発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音などが含まれます。(厚生労働省サイトより抜粋)
2004年に発達障害支援法が制定され、よく聞かれるようになった発達障害ですが、実際に発達にはさまざまな特性があります。
「うちの子は、発達障害です」
「グレーゾーンだと言われてしまって・・」
「自分の育て方が悪いのかな……」
と親ごさんがご自身を責めてしまうことがほとんどです。
そこで本書では、発達障害を抱えるご家庭の悩みに真摯に答え『子どもがのびのび成長できる子育て方法』を紹介しています。
では早速、本の内容を見ていきましょう。
Contents
「発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ」
本書「発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ」では実際に年間のべ2000人以上の発達障がい・グレーゾーン、不登校・引きこもり、障がいのあるお子さん等の支援の実例をまとめています。
▼本書はこちらから▼
特に、お子さんの障がいを“才能”に変えきた“ハンデのある子どもの育て方アドバイザー”としてお子さんの特性を伸ばすために必要な考え方や接し方、そして適切な言葉がけを紹介しています。
目次は以下の通りです。
第1章 子どもに合った接し方は特性を知ることから見つかる
第2章 子どもの成長を支えるための接し方
第3章 特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ
第4章 特性のある子の親として整えておきたいあり方
第5章 なかなか聞けないお悩みQ&A10
★巻末付録 お子さんのことについていつでも頼れる相談窓口
年間、2000人の発達障害を抱える子どもたちを見てきた経験をもとに、子どものできることを見つけ伸ばす方法をアドバイスしています。
子どもの才能を伸ばす最大の秘訣とは?
発達障がい・グレーゾーンと言われた人でも、特性を活かして社会で活躍している人はたくさんいます。
では、子どもの才能を伸ばす最大の秘訣はどんなことだとおもいますか?
「親ごさんとお子さんとの愛着を形成すること」です。
「発達障がい」は「発達特性」とも呼べる特別な素質や強みになりえるのです。
そのためには、世の中の「普通」や「平均」に合わせた接し方で育てるのではなく、子どもの特性に合わせた育て方・言葉がけが重要です。
子どもにまっすぐ向き合って行う接し方、言葉がけをすることで、精神的な安らぎを与え、自分の特徴や才能をのびのびと発揮できるようになります。
▼本書はこちらから▼
子どもとゲームで楽しくコミュニケーション
本書では、実際に児童施設に通うお子さんたちに大好評の「伝える力を養う親子遊び」を収録しています。
①紙、ペンと空き箱を使ってコミュニケーションを楽しむ
伝える力、聞く力を鍛えられるゲームや、ネガティブな言葉をポジティブに言い換えるゲームなど、親子で遊びながら接し方・言葉がけを学べるものを紹介しています。
スキンシップが苦手なお子さんでも楽しく遊ぶことができますよ。
②子どもの特性が分かるタイプ別チェックシートを収録
「どんな言葉がけが効果的?」「のびのび育つための会話方法は?」
子どもの性格、特徴をもとにどんな言葉がけや接し方が好きなのかをタイプ別に診断します。
③子どもの可能性を伸ばす具体的な言葉かけをQ&A形式で紹介!
実際にあった事例をもとにまとめています。
書籍出版に至った想い
ママだって一人の人間。
ママ一人一人にも個性があります。
自分のことを一番よく知っているのは、誰でもない、ママ本人ですよね。
「子育てを考える前に、自分自身と向き合い、自分の個性を取り戻してほしい!」
そして、ママ自身が自分とは何者であるかをしり、何が好きで、どんな子育てをしたいのかを明確にし子育ての軸を作ってもらいたいと思っています。
私自身、過干渉ママから放任ママになった経験から、
1、一人一人のママの個性(ママの力)を発揮し
2、ママ同士お互いに助け合う
3、自分の子育てを「好き」と楽しめる
を大切に考え、以下の使命を掲げ出版に至りました。
<ミッション>
『子育てはみんなでするもの』との想いからみんなで未来を担う子どもたちの育てることができる社会をめざす。
<ビジョン>
一人一人のママ力が共存共栄し、子育てが『好き』と言えるママを増やしたい。
著者の自己紹介
私の自己紹介をしたいと思います。
私は、咲田栞里と申します。
1973年生まれ。岡山県出身。
両親から育児放棄に遭い、養父母のもとで育ちました。
23歳でシングルマザーとなり、飲食店勤務などを経て高齢者介護、知的障がい更生施設、障がい者居宅介護の仕事に従事し、33歳から障がい福祉サービス業に勤務しました。
その後、発達に特性があっても充実した日々を過ごすようにと、『障がい福祉事業の会社』を設立しました。
業務内容は・・・
■全国から発達障がい・グレーゾーンのお子さんを持つご家庭の相談を受付。
■社会で活躍できるよう指導やフォロー
■心の負担を取り除ける子育ての提案
■SNSや公演を通じて、発達障がい・グレーゾーンの子どもの育児に励んでいる親や教育関係者情報・アドバイスを発信
を中心に行っています。
読ませていただいた感想
育児をされているご家庭なら、発達障害について一度は聞いたり考えたりしたことがあるのではないでしょうか。
韓国でも、発達障害は발딸장애(パルタルチャンエ)と呼ばれ、深刻な社会問題にもなっています。
ですが、発達障害と言っても、症状が様々なので、素人がみても判断がしにくく「個性なのか?」「病気なのか?」が分かりづらいので、つい症状を見抜けず見逃してしまうケースも多いです。
私は6年前から障害者団体のボランティアに参加しながら、様々な症状や特性を持つ子どもたちを見てきましたが、私は障害者について知らないことが多く、戸惑うこともよくあります。
現場でいろいろな子どもたちと接し、会話をしながらみんなから学ぶことの方が多いことを知りました。
そして一緒に足りない部分を補っていける社会づくりをしたいと思うようになりました。
今回『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』を読み、発達障害の子を持つ親たちのサポートをしてくれる場所がもっと増えてほしいと思いました。
子育ても初めてのことばかりで、子どもの症状をみて病気のせいだと気づかず、見逃してしまうことも多いからです。
本書では、親が「発達障害の子どもとどのように向き合っていけばいいか?」を実際のケースをもとに解説されています。
子どもが発達障害なのは親のせいではないと分かっても、つい悩み、心苦しくなるものです。
そんな辛さを一人で抱えないためにも、知識を広げ、これ以上心に負担を抱えないようにしてほしいです。
著者の咲田さんの本で、さまざまな事例を知り、お子さんにあった接し方やヒントを得て、心が軽くなってもらえたらと祈るばかりです。
子育ては一人ではできません。
みんなが一緒になって考え、社会全体で取り組んでいけるように、私も学んでいきたいと思います。