『保存版』ソウルの地下鉄の乗り方を知りたい！　もうこれで一人でも怖くない。

韓国在住のここまるです。

去年の１２月から、韓国を訪問する日本人観光客が増加傾向ですが、みなさんは韓国への旅行の計画はございますか？

韓国観光公社によると、２０２２年１２月に入国した観光客５３万9273人で、前年の同じ月より498.2％増加した。

国別に見ると、日本からは前年よりも8259％増加し８万4175人が訪問し、観光客１位を記録。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022-２-11韓国経済新聞より

韓国の現地情報も以前と比べると入手しやすいため、事前に買いたいものやブランドを調べたうえで、ショッピングや観光を楽しむ人たちも多いようです。

今回は観光客に一番人気のソウル観光を楽しむために、移動手段として使われる「地下鉄」の乗り方について解説していきます。

ソウルの交通手段は、バスやタクシーもありますが、渋滞などの心配もない電車移動はとっても便利なんですよ。

さっそく韓国・ソウルの鉄道事情を紹介します。

韓国へ旅行される方が楽しい時間になるように、事前に参考にしてくださいね。

Contents

1 首都ソウルと周辺の都市を結ぶソウル地下鉄
- 1.1 チハチョルは９路線ある！
2 運賃や切符の買い方は？
3 おススメの地下鉄アプリ紹介
4 最後に
- 4.1 旅行に便利なWi-Fiのレンタルは、ベントー

首都ソウルと周辺の都市を結ぶソウル地下鉄

韓国の中心地と言えば、首都のソウル！

人気スポットが集まるソウルを旅するのに欠かせないのが、ソウルと周辺地域を結ぶ地下鉄です。

ほとんどの観光名所は、この地下鉄で行くことができるので便利♪

韓国の首都ソウルには、地下９つの地下鉄路線が広がっています。

チハチョルは９路線ある！

韓国の地下鉄のことを、韓国語でチハチョルと言います。

　　지하철　チハチョル＝地下鉄

このように地下鉄路線毎に、色で分けてあります。

たとえば、１号線は、１호선（イルホソン）といい、紺色です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：서울교통공사

▼クリックすると地下鉄マップが見れます▼
地下鉄マップ

上記をクリックすると路線図が表示され、各駅には路線番号もついているので、分かりやすいです。

参考までに、ソウル地下鉄は市内であれば１号線～９号線、近郊都市（仁川インチョン、京畿道キョンギドなど）をつなぐ路線は、インチョン１号線、インチョン２号線、新盆唐（シンブンダン）線、盆唐（ブンダン）線、新林線（シンリム）線などなど広範囲につながっているんですよ。

運賃や切符の買い方は？

「ソウル地下鉄の基本料金は？」というと、10kmまでは現金の場合は1,350ウォンです。その後は、5kmごとに100ウォンずつ加算され、50km以上は800ウォンずつ増えます。

2023年2月25日よりソウル市の公共の交通運賃の値上げが決定していますので、追って確認が必要です。

現在は、交通カードを使って地下鉄に乗る場合は、1,250ウォンから 1,550ウォンに値上がりし、現金の場合は、1,350ウォンから1,650ウォンに上がります。

地下鉄の乗車の際に必要な切符を購入する方法は、二つあります。

⓵１回用の交通カード
⓶T-moneyカード（チャージ式）
③Ｍ－PASS(外国人向け専用カード）

１つずつみていきましょう。

⓵「１回用の交通カード」は駅の券売機で購入

日本の切符とは異なり、紙ではなくプラステックの再利用可能なカードタイプ。

特徴は、行先までの運賃以外に500ウォンの保証金を合わせた金額を支払い、返却の際に、駅に返却すると保証金が返ってくる仕組みです。

改札の周辺に、このような機械があるので、使い終わった地下鉄カードを挿入し返却金を受け取ってください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：seoul metro

⓶チャージ式のプリペイドカードのT-moneyカード

チャージ式のプリペイドカードのT-moneyカードは券売機や、コンビニで購入できます。

コンビニでカードを購入する際に、1,000ウォン〜90,000ウォンまでチャージすることが可能です。（1,000ウォン単位でチャージできます）

注意点として：
⓵通常より100ウォン割安で乗車できることや、事前にお金をチャージしておくと、その都度切符を買う必要がありません。

⓶T-moneyカードを使って、バスに乗り変える場合は乗り換え割引が適用となります。（上限は、４回まで）

③日中は30分以内、夜間の９時以降は60分以内となっています。

地下鉄からバスに乗り換えるときも、通し運賃が適応になり追加で料金が発生しないのもありがたいです。

「子どものカードはあるの？」
ーはい。あります。
子供は、子供料金が適応になるためカード購入の際に、コンビニの店員さんに子どもの生年月日を伝えると、子供用のカードにしてくれます。

うちの子の交通カードです↓
（コンビニまたは、駅で、チャージできます）

カードの残金を受け取りたい場合は、地下鉄の窓口や「T-money」の加盟コンビニで処理が可能です。

ちなみに、韓国の現地に住む人は、クレジットカードに交通カード機能を付帯し、クレジットカードの支払い請求の時に、まとめて運賃を支払う方式のため、後払いなんですよ。

私もクレジットカードを使って、地下鉄に乗ります。

③Ｍ-PASS（外国人向け）

Ｍ-PASSは、外国人向けの交通カードです。（４０００ウォン）

購入場所は、下記のとおりです。

ソウル地下鉄1～4号線の主要駅構内にあるカード自動販売機／空港鉄道（仁川国際空港1ターミナル駅、キンポゴンハン駅、ソウル駅）のカード自動販売機
全国のコンビニエンスストア：セブンイレブン、emart24（一部店舗では販売していないことあり）
機内で購入：済州航空（仁川／釜山発着の国際線40路線）
空港内にある提携銀行・仁川国際空港新韓銀行：仁川国際空港支店（交通センターB1）
・ウリ銀行：仁川国際空港両替所（仁川国際空港第1旅客ターミナル1階A～F到着口（9番ゲートと10番ゲートの間）、仁川国際空第2旅客ターミナル1階A～B到着口（4番ゲート付近））、金浦国際空港（国内線ターミナル1階）、済州国際空港出張所（1階5番ゲート付近）、金海国際空港、済州国際空港新韓銀行：済州国際空港出張所
VISIT　KOREAホームページより

購入場所が変わる場合もあるので、事前に確認をしてくださいね。

このM-PASSは、地下鉄だけでなく、循環バス、ソウル市内バスでも利用可能です。メリットとして、定型加盟店の観光地や、飲食店で割引を受けられる特典があるのでお得です。

注意点：

保証金を支払いパスを購入しますが、カード使用後に保証金は返却されます。

このM-PASSは地下鉄とバスで利用が可能で、１日の上限として２０回の使用ができます。

旅行日程に合わせ、使用期間を選択します。（1・2・3・5・7日）