韓国在住ここまるです。
6月に入り、ますます暑くなってきましたね。
外にでると日傘や帽子をかぶる人が増えてきました。
今回は私が体験して良かった観葉植物のアレンジ方法や感想をご紹介します。
アメブロで、この体験内容を簡単にお伝えしました。
先日、道端で声をかけていただいた女性の方の事務所に主人と一緒に挨拶をしにいったところ、「植物をもって帰りませんか?」と声をかけていただき、思いがけず観葉植物のアレンジの体験をすることになりました。
以前から、観葉植物のアレンジ体験はよく知っていたのですが自分が経験したのは初めてだったのでやってみて、とても楽しいことが分かりました。
ご自宅ですきな音楽を聴きながら植物のアレンジするのもいいですし、行事でアレンジ体験を準備されたらみんなの笑顔が溢れるはずです。
早速、私の体験内容をシェアしますので、参考になれば幸いです。
ガラスの器に観葉植物をアレンジした感想
今回訪問した方の会社には、窓際に多肉植物・サボテンがたくさんありました。
手入れが簡単で乾燥に強い小さめの多肉植物があり、まずは選ぶところから始まりました。
「好きな物を3つえらんでいいですよ。」と声をかけられて、主人はさっさと大き目の植物を選び席に戻りました。
私は1つはすぐに選んだのですが・・・
残りの2つがなかなか決められず自分の決断力の鈍さに驚きました。
写真には収められませんでしたが、植物はこの写真の3倍以上ありました。
席に戻り準備してくださった容器に植物を入れて土を払い根っこごと取り出しました。
容器に入った土と根っこを分けて、植物を取り出しました。
根っこに土がぎっしりくっついていて、分離できない時はハサミを使います。
穴の開いていないガラスの器に、手やスプーンで土を入れていきます。
(直径16センチのガラスの器)
土のぬくもりがやさしく感じ癒されました。
スプーンも貸してくれましたが、土を直接触る機会がないので手で土を配分を考えながら入れていきます。
その上に通気性を良くする石をおきます。
これは主人の観葉植物です。
肉がしっかりついたちょっと大きめの植物を選んでいました。
ここまでの作業は5分もかからないのですが、「どれだけ丁寧にやるか?」「どれだけこだわるか?」によってかかる時間も変わってくると思います。
・植物を置く配置を決める
・土や石の量やバランスを整える
つぎに、机の上に置いてあったカラフルな砂を撒きます。
「お好きな物をどうぞ」と言われたのですが、この時も私は「どの色をどれだけ使えばいいか・・」またまた悩んでしまいました。
「何個の色を使おうか?」
「何色を使おうか?」
「この色をどこにまず入れようか?」
頭を使わないとできないことに気づきました。
主人は、手前にブルーの砂を入れていました。
「砂がきれいに整うように」と筆もサイズ別に用意されていたので、植物にかかった砂をその筆で落としていました。
砂をたっぷり使いアレンジした主人の植物を見ると性格が見えるなあと思いました。
完成した鮮やかな植物の様子は、私にはまるで”ビビンバ”のように見えました。
最後に、かわいいうさぎさん2匹と、キノコなどの装飾品を置く場所を決めます。
このウサギやキノコを「どこに置くか?」によっても心理状況が見えると言います。
これは私の完成品です。↓
「この完成した庭園に名前をつけましょう」と言われたので、「平和の庭園」と名付けました。
평화의 정원 (ピョンファエ チョンウォン)
平和の庭園
これは主人のです。
主人の庭園の名前は、「幸せの庭」です。
행복의 정원 (ヘンボクエ チョンウォン)
幸せの庭園
完成です!
静かに流れる韓国の伝統音楽のパンそりを聞きながら、3人で会話を楽しみ、一つ一つのアレンジを考えながら自分の内面と会話をし発見がたくさんあった植物アレンジ体験でした。
自分で作った植物アレンジなのでかなり愛着もわきますね。
ウサギさんやキノコのピンもとってもかわいく気に入りました。
庭園の名前は、自分の心の奥底で大切にしているものなのかなあと感じました。
私も教育セミナーの講義のサポートで受講者さんたちが観葉植物をアレンジするのを何度も見てきましたが、自分でやってみてこの植物アレンジの体験がなぜ人気なのか納得できました。
簡単に見えるのですが、意外と奥が深い植物のアレンジ体験でしたので、機会があれば是非やってみてください。
お子さんやお年寄りの方にもおすすめです。
最後に
最後に、この観葉植物体験をするきっかけになった背景についてお話したいと思います。
この会社の代表(女性)と出会ったのはある週末の早朝のこと。
子どもと街を歩きながらごみ拾いをしていた時に、今回お会いした女性から会社の名刺を頂きました。
そして、「ボランティア団体の会長をしています。中学生は内申の点数が必要ですよね。」と声をかけてくれたのが始まりです。
私は、個人的に障がい者団体や教育関連のボランティアをしているので他の組織のボランティアに入ることは考えていませんが、うちの中学生の息子が学校の内申の点数のために外部ボランテイアをしなければなりません。
中学校の内申の項目には、ボンサ(봉사)ボランテイアの評価があり1回1時間以上の奉仕活動を基本に3年間の間に30点満点の奉仕活動の評価が加点されます。
ただボランティアをすればいいのではなく、1365という公式の韓国奉仕活動サイトに登録されたボランティア機関での奉仕活動の記録が必要です。
そのため、この女性が運用されているボランテイアがどんな組織なのか気になって訪問をしました。
韓国ではボランテイアを積極的に行う団体は、教会などの宗教団体が多いです。
そのため無宗教の我が家が教会のボランティアに入ってしまうとお互いが不便さを感じると思い、いつも慎重にうかがうようにしています。
今回この女性の会社は心理相談や教育コンサルタント業務を運営しながら、一般の人や学生が気軽に奉仕活動が出来るようにボランティア組織を運営しているとのことでした。
写真には、青少年の学生たちがたくさんいたのでうちの子が入っても楽しそうだなあと感じました。
学校の内申で必要なうちの子のボランティア探しをきっかけに訪問した先で、植物アレンジの体験をさせていただいたというありがたいお話でした。
こうやっていい出会いを大切にしながら、喜びや幸せを次の人につなげて行きたいと思います。
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是非読んでレビューをいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。