韓国の子育て・教育

【韓国で育児】青少年オーケストラ!オーデイションに合格するまで

韓国在住ここまるです。

韓国でトライリンガル育児しています。

長い冬休みの今、どこに行くわけでもなく普段以上に子供の世話に追われています。

午後になると塾や習い事に通う子供たちが増え、街は活気があふれるのを感じます。

家にこもりがちなので、ちょっと外に出ると気分転換になりますね!

今回は、韓国の習い事で人気の音楽に関する話題です。

実は今年小3になるうちの子が、最近バイオリンにはまってしまいました。

毎日部屋にこもって練習をする様子を見て

うちの子が青少年オーケストラに入れるなら、もっと視野を広げ新しい体験ができるのではないか」

と考えるようになりました。

そこで今回は、韓国の青少年オーケストラにまつわる話や、うちの子のバイオリンの体験談を紹介したいと思います。

ではさっそく【韓国で育児】「青少年オーケストラ!オーディションに合格するまで」を楽しく読んでくださいね。



【韓国で育児】小学生オーケストラ団に入りたい

うちの子は今年の3月で小3になりますが、現在、学校の放課後授業で週3回バイオリンを習っています。

放課後授業についてはこちらをご覧ください。

韓国の小学生に人気の習い事5選(放課後授業も)

この上記の記事を書いた時は「放課後授業のバイオリンレッスンではあまり上達が見られない」と述べたのですが・・・

あれから数か月過ぎた今、うちの子がバイオリンにはまって別人のようです。

なんとこの数か月の間に目に見える大きな変化がありました。

バイオリンの上達のきっかけは?

これまでも先生との関係がよく、先輩たちといい雰囲気でレッスンをしていましたが、12月に入りクリスマス曲の練習から火がつき家で練習する機会が倍増しました。

「好きな曲ができた。」

「(放課後授業の)先生を尊敬する。」

「厳しくきちんと叱ってくれるあれほどいい先生はいない!」

「都のオーケストラのオーディションを受けた先輩と一緒に練習できるからたくさん学べる!」

と周りのいい影響を受け相乗効果のパワーを実感しています。

「楽しくなりたかったら、練習をしなさい。」
放課後授業の先生の熱意と愛情もすごいものです。

今、子どもがバイオリンに夢中になる様子を見ながら、私は全く考えていなかった青少年オーケストラを視野に入れるようになりました。

幼稚園で習ったバイオリンを今も継続している理由

「小さいオーケストラ団にでもいいから、入れれば視野を広げられるのではないか?」

幼稚園でバイオリンが必修だったことがきっかけでバイオリンを今も続けていますが、私は園長先生の言葉を全うしています。

「バイオリンだけは小学校6年間続けさせてあげてください。」

「バイオリンを続けさせてあげることが、最高のプレゼントですよ。」

うちの子が幼稚園の歌の大会で2年連続賞を取ったり、バイオリンの習得が早いのをみて、音楽感覚が普通よりは上なのかもしれないと思ったのも理由の一つです。

ピアニストの友人に、いつも言われる言葉があります。

それは、「音楽は絶対に続けさせて!」という口癖です。

そんな影響もあるのか、自然と友人に青少年のオーケストラ団についていろいろ聞くようになり、今まで全く考えこともなかったオーケストラの入団の目標が視野に入るようになりました。

青少年オーケストラ入団するには

青少年オーケストラに入団するためには、オーディション審査の準備をする必要があります。

水準としては、SUZUKIという楽譜の5冊目を終了したレベルが一般的で、年齢では小3から小5ぐらいを最低学年として決めています。

入団審査の内容は、オーケストラの規模によってもさまざまですが都や市の青少年オーケストラ団に関しては審査が厳しいため、相当の準備とスキルが必要です。

うちの子は、都や市の本格的なオーケストラまでは目標が高すぎるので、うちの子のレベルにあった小規模のオーケストラ団を探してオーディションを受けようと考えています。

本人はオーケストラ団に今は興味はないのですが、私も先生もオーケストラの良さを子供に伝えているので、だんだん本人が前向きになってきているのが分かります。

先生の指導にも力が入っているおかげで、練習量も増え本人もバイオリンに対する熱意が出てきました。

これからオーケストラ入団のオーディションを受けるのはちょうど1年先なので、今年、どれくらい成長するかがポイントになりそうです。

オーケストラを体験するメリット

大小さまざまなオーケストラ団があり主旨も違いますが、私の周りは音楽好きが多く、子どもがオーケストラに所属している子が何人もいます。

周りから話を聞く機会が多いのですが、子どもがオーケストラに属することで、いろいろな経験ができて視野が広がるという声がほとんどです。

友人やママたちの声を集めて見ると・・

✅仲間と一緒に学び合える

✅上達の速さが違う

✅いろいろな楽器の良さを体験できる

音を合わせる楽しさや協調性を感じれる

✅コミュニケーション能力を伸ばせる

✅練習量が増えるため実力がつく

✅感受性、表現力を身につけられる

✅いい思い出がたくさんできる

があるようです。

現在は、うちの子は小学校の放課後授業で、先輩のお姉ちゃんたちに囲まれ練習をしていますが、オーケストラに入団すればさらに周りの影響を受けて上達するのではと考えています。

実際に、4年生から地域の小さいオーケストラに入団し技術を磨き、中学生になって都のオーケストラに入団した子もいるので、経験を積んでいる子がチャンスをつかみやすいのだと思います。

最後に

今回は、【韓国で育児】「青少年オーケストラ!オーデイションに合格するまで!」について紹介しました。

今回は子どものバイオリンに夢中になる様子をきっかけに、青少年オーケストラについて調べた内容や、現在の体験談をお話しました。

実は私は「オーケストラ」というと、すごく硬いイメージがありました。

でも、周りの体験する子供のママたちが語るオーケストラ団の話を聞くと、子ども達が「楽しい!」と、イキイキする体験談が多いので私の固定観念が変わるようになりました。

経験豊富で、愛情あふれる指導者、

熱心な先輩たち、

楽しい雰囲気がうちの子どもの人生も変えるかもしれません。

そして仲間同士で学ぶ相乗効果は無限の可能性を広げるのではと思います。

今後も子どもが感じる「楽しい!」を静かに見守りながら、来年の今頃にはオーディションの問い合わせができていればと思います。

きっかけは些細なことでも、そこから可能性は広がるのですね。

子供同士の相乗効果は絶大です!

韓国での育児記事は以下からもお読みくださいね。

韓国で育てた子供の9つの特徴!日本の子育てとの違いも紹介

ひーりんぐまっぷが皆さんの視野を広げるきっかけになれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。