韓国の子育て・教育

韓国で育児‐自己肯定感を高める簡単ワークをして気づいたこと





韓国在住のここまるです。

今回は、育児で大切にしたい「自己肯定感を高める方法」を一つ紹介します。

みなさんはこのような経験がありますか?

疎外感を感じたり、

嫌なことを言われて落ち込んだり、

自分に自信がなかったり・・・・

「人からどう思われているのか気になる。」

と、つい周りの人が自分をどう評価しているのかを気になって不安になることがありませんか?

自己肯定感が低い原因は、子どものころの環境が左右すると言われていますが、今までの人生経験のなかで次第に自己肯定感が低くなる場合もあるのでないでしょうか。

先日、教育コンサルタントから「子供の自己肯定感を高め方」を教えてもらいましたが、これは大人の私たちにも活用できるとっても簡単な方法なので、家族で一緒にやってみることをお勧めしたいです。

そして、「自己肯定感が低い人」と感じる人は、自分の自己評価がとても低く心配が多く周りの影響をとても受けやすく憂鬱になりやすいです。

そのため、まずは「自分は価値がある人間だ」と気づき、自己肯定感を高めて人生を好転していけるように導いていければと嬉しいです。

誰でもできる超簡単な方法なので、やってみましょう。

自己肯定感を高める方法とは?

自己肯定感を、韓国語では「자존감」と言います。

自己肯定、自尊心:자존감 (チャジョンカム)

チャジョンカムが高めるためにまずは、紙とペンを準備してください。

まずは、ご自身の自己肯定感を高めましょう。

思ったことを書きだせれば紙はどんな紙でも構いません。

楽しい気持ちも準備してください。

ワクワク!



自分の良いところを書く

自分の性格の特徴を知っているのはご自身です。

他人の評価は気にせず、自分の良い点を紙に10個書きます。

☑箇条書きにし、思い浮かんだものからどんどん書く。

☑誰にも見せる必要はないので、しっかり自分のいい点、素敵なところを探します。

ちなみに私は自分のいい点が10個を超えてしまいました。
人から短所だと言われることも自分ではいい点だと思い書いたからです。

自由に思うがまま書きましょう♪

楽しいですよ。

「自分のいい点が分からない」という場合

ご自身の特徴や、いい点がなかなか思いつかない場合は、以下の例を参考にしてみてください。

「自分の好きなことや得意なこと。」
「自分がこだわりをもってやっていること。」
「自分の行動や生活習慣で欠かせないこと。」
「人からほめられたこと。」
を書いてみます。

例えば・・・

①細かい事を気にしない

②声が大きい

③料理が好き

④食べ物の好き嫌いがない

⑤誠実だ

⑥好奇心が旺盛だ

⑦おしゃべりがすき

⑧おっとりしている

⑨手が器用だ

⑩字がきれい

自分の短所だと感じることも角度を変えてみたら、長所の場合もあります。

今まで気づかなかった自分の魅力が発見されるかもしれません。

自分の長所を声に出して読む

紙に10個の長所を書けたら、それを声に出して読みます。

どんな気持ちで読んでいますか?

書いた文を声に出して読み自分に伝えてあげてください。

私は5月に育児セミナーでこのワークをやりました。

講師が前に出て一人ずつ発表するように言われ、「最初に発表したい人はいますか?」と聞かれたのですが、誰も手をあげなかったので私が1番に前で読み上げました。

普段から自分のいい点を他人に言うことがないので、とても新鮮でした。

自分自身のいい点を紙に書き気づく過程は、改めて自分を知る機会になりました。

自分に感謝する

自分のいい点を10個書いたあとは、「ありがとう」を付け加えます。

例えば、「よく笑う」と書いたのであれば、その後ろに「ありがとう。」を足して読みます。

よく笑う自分にありがとう。

好奇心が旺盛な私にありがとう。

字がキレイな僕にありがとう。

セルフハグする

いままで頑張って生きてきた自分に心から「ありがとう」と言ったことがありますか。

この世でたった一人しかいない大切な自分(あなた)を守ります。

かつて、失敗したり、悩んだり、つらいことがたくさんあっても今までこうやって頑張って乗り越えてきた自分に感謝を伝えます。

自分をセルフハグして、頑張っている自分に感謝を伝えてください。

「いつもありがとう。」

私もハグしながら言います。
「いつもごめんね。そしてありがとう。」と。

自分の心の奥にある不安、寂しさ、つらさを解きほぐし、大切な自分の存在に気づいてあげてください。

自分の存在を愛す

このワークをやってみていかがでしたでしょうか?

自分の内側に意識をむけ自己肯定力を高める方法はたくさんあります。

私は、ヨガとピラティスを通して自分の体に意識をむける重要性に気づきました。

普段使わない筋肉を伸ばし体をほぐし、
見えない体の内部を意識しながら深く呼吸をし、
今まで一度も気にかけたこともない
一生見ることもない
自分の体の内部で頑張るすべての自分に意識をむけ
運動すると自分の奥底の感情に気づきやすくなり、
自然と自分に対して感謝の言葉が出てくるようになりました。

この世で一番大切なものは「自分」なんだと気づく瞬間がもっとあっていいのだと思いませんか。

自分を認め、愛せる人は、周りの人を大切にし優しくできます。

自分をほめ、励まし、認めるワークは紙に書くと確実に意識が高まります。

毎日、目の見えるところに貼り声に出して読むとだんだん自己肯定力が上がるのを感じるはずですよ。

まずは、このワークを通して自分の内面に気づく時間を増やして見てはいかがでしょうか。

子どもの自己肯定力を高めるワーク

ご自身のワークが出来れば、おこさんのワークも簡単です。

お子さんの良いところを10個書いてみてください。

短所が長所かもしれませんよ。

子どもにあげた手紙

私は先生の方法で紙に書きだしたものを元に書き換えし子どもに読んであげたら、とっても喜んでくれました。

これをリビングの見える所にいつも貼っています。

日本語訳はこちらです。

かわいい娘のシナモンへ。

うちの子の名前をシナモンに変えて紹介しますね。

いつもありがとう、そして大好きよ。

そばにいつもいてくれてありがとう。

♡シナモンへ伝えたい感謝の言葉♡

いつも努力する姿を見せてくれて ありがとう

いつも助けようと手を差し伸べてくれて ありがとう

いつも 愛嬌がよくかわいくて ありがとう

いつも 感情表現が素敵で ありがとう 

いつも 活発な姿をみせてくれて ありがとう 

いつも 明るくいてくれて ありがとう

いつも  周りの人を励ましてくれて ありがとう 

少しずつ 勉強時間が 増え 態度も良くなって ありがとう

絵, 本, 手紙で感動をくれて ありがとう

あらゆることに 挑戦する姿をみせてくれて ありがとう

みなさんの好きなスタイルで文章を校正し、お子さんに愛情を伝えてみてください。

お子さんはどんな反応をするか・・気になりませんか。

子どもが自分のいい点に気づくことで、確実に自己肯定感があがりますよ。

最後に

今回は、「自己肯定感を高める簡単ワークをして気づいたこと。」を紹介しました。

自分の個性を認めることで、今よりも人生が変わりやすくなることを知ってもらえたら嬉しいです。

出典:VAl JAPAN

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最後まで読んでいただきありがとうございました。