韓国在住のここまるです。
2022年7月の最後の週末に渓谷に水遊びをしに行きました。
子どもが生まれて以来、夏になると家族や職場の集まり、仲のいい友人や知人たちと渓谷にいくのが恒例になりました。
韓国流の渓谷遊びに慣れてしまうと、遠くに行かずに避暑が気軽に楽しめるので助かります。
今年の夏も猛暑が続くなか、数年ぶりに!アパート内、公園の噴水台が解禁となり待ちの足こちで水遊びを楽しむ子供たちの声が響きわたってます。
『韓国の夏の水遊び』については、こちらの記事も良かったらどうぞ。
韓国の子どもは水遊びが大好き!人気水遊びスポットを4つ紹介
今回は、夏の暑さを吹っ飛ばす意味を込めて、『渓谷遊びを10年経験した私が韓国流の渓谷遊びの特徴やメリットそして必須アイテム』を紹介したいと思います。
2022年韓国の水遊びー韓国流の渓谷遊びとは?!
7月最後の週末・・家族で久しぶりに渓谷に水遊びに行ってきました。
雨がポツリポツリと降る朝。
山を越え渓谷へ。
韓国流の渓谷遊びというのは、ただ川で遊ぶだけではありません。
川遊びと併用しプールでも遊びます。
ネットで地域の渓谷を検索すると宿泊施設や飲食販売をしている施設がたくさんあるので、気に入ったところに電話をし、事前に予約を入れます。
混んでない時期は、予約は不要ですが、今の時期は事前予約をしないと当日は席がほぼありません。
あらかじめ予約をし、평상(ピョンサン平床)を借りそこで1日過ごします。
キャンプと違い、準備物も少なめ。
大自然に囲まれた場所で平床を借り屋根の下(扇風機が設置してある所が多い)で、涼しく過ごします。
今回行った施設では、平床の上にある机(↓)は、数量限定で早い者勝ちでした。(無料)
平床(4人用)の料金は、1日あたり5万ウォン程度(5000円)
平床を借りると、
その施設の売店、
トイレ、シャワー、
食器などを洗う場所が無料で使用できます。
食事の注文ができる施設も多いので、
手ぶらで来て楽しむこともできますが、たいていの人は食べ物を準備して来ます。
持ち込み自由!
我が家の場合は、あちこちの渓谷に通い要領を得ているので、
以下のものを事前に準備します。
画像の左上から順番に↓
①お肉を焼くプレート、はさみとトング
②ガスコンロ
③水、川遊び用のプラステックの入れ物
④ミニテント
⑤コーヒー
⑥キムチ
⑦お皿を洗って乾かすかご
⑧ラーメン、鍋、
⑨お肉
⑩お菓子
それ以外に、水遊びをするので水着、タオル、ゴーグル、ウォーターガン、浮き輪も持参!
浮き輪などは有料で借りれますが、家にあるものは持って行きます。
子どもたちは見える場所で水遊びをするので大人は心配なく寛げます。
日がげ下のプールで、子ども達は自由に遊び、
時々川に行き、タニシや魚を捕まえて遊びます。
現在、世界的に新型コロナ感染が増加傾向ですが・・・
韓国の渓谷ではマスクをしている人は誰一人いませんでした。
今回行った場所では、午後にはプールの中がいっぱいになるほど子供がいましたが、マスクをしている子はゼロ。(汗)
韓国ではコロナが蔓延していても、厳しい規制がないためか渓谷ではコロナがすでに終息したような雰囲気。
しかも水遊びをする子供たちの声は山に響き渡りにぎわっていました。
にぎわうと言う表現よりも「うるさい」のですが誰も何も言いません。
大人たちも平床でビールを飲んだり、お肉を焼き食べて大賑わいなのですから・・。
グループで来ているご家族が多いので、解放感に溢れ大きな声でおしゃべりをしながら好きな物を食べ、飲み宴会をしているかのような雰囲気です。
私たちは静かな方だと思っていますが、
周りが賑やかなので、自然と会話の声が大きくなります。
私たちは朝10時前に着いて、自分たちの好きな場所を確保したのですが同じころに到着したグループが私の平床のそばで炭火に火を起して肉を焼き始めました。
煙がモクモク上がっているかと思いきや、あっという間にあたりが煙だらけになってすごい状態に・・。
お店の人が来て、「周りの人に迷惑をかけない場所でやるように!」と注意を受けていました。
融通が利き、「なんでもあり」なのが韓国流の渓谷だと感じます。
天井には扇風機がまわり、平床ごとにコンセントがあるので炊飯器を持ってきてご飯を炊いているチームもいました。
石の階段を降りるとすぐ川なので、そこで足を入れながら涼みます。
昼ごはんは、買ってきたサンギョプサルを焼いて食べます。
玉ねぎ、エリンギも切って準備していきました。
洗ったサンチュと、朝炊いたご飯と一緒にお肉をモリモリ食べて
子ども達は午後も水遊びを楽しみます。
今回はアスパラをバターで焼いて食べましたが大成功でした!
大自然の中で食べるお肉は最高においしいですよ。
渓谷遊びは、ホカンス(ホテルのバカンス)とは違い、
野性的で無法地帯のような雰囲気が漂いながらも
店主が秩序をコントロールしながら、
赤ちゃんから大人までが一緒に楽しめる場所です。
うちの子は私がちょうどクッキーを食べているときに、
川から戻って来ました。
そして「川で小石やタニシを見つけた!」
と自慢げに石を並べて解説をしたと思ったら、すぐにまた川に戻って小さい魚を釣るのだと言ってどこかへ走って行ってしまいました。
タニシをとるのも、だいぶ慣れました。
私は氷が解けそうになるコーヒーを飲みながら、主人とおしゃべりをしたり本を読み、時間を気にせず過ごしました。
渓谷で1日過ごすときは、
小さいテントがあると気兼ねなく昼寝ができるので必ず持って行ってくつろぎます。
今回は昼寝をせずに、
おしゃべりばかりしていましたがうちの子が赤ちゃんの時に買ったカーズのテントは今でもかなり重宝しています。
ちなみに、渓谷で遊ぶ方法はこれだけではありません。
もっと優雅に静かに過ごしたい場合は、小さい規模の場所を選びプライベート感覚を楽しむことも可能です。
その都度、過ごし方に合わせた場所を選ぶのがおススメです!
最後に
10年前の夏、主人の友人8人の家族たちと一緒に行った渓谷日帰り旅行!
昔、みんなで行った渓谷での水遊びの写真を主人が昨晩見せてくれました。
「あれからすでに10年もたったなんて・・」
スマホのアルバムに入った写真をめくりながら、
10年がこんなに早くすぎるものなのかと不思議な感覚になりました。
水に浮きながら気持ちよく寝てしまった赤ちゃんだったうちの子が、今や背も私を超え親の手を借りずに水遊びに夢中になっているのですから・・・。
子どもが成長した分、私たちが年とるわけだとしんみりしました。
今回は、韓国流の渓谷遊びを紹介しましたがいかがでしたか?
暑い夏・・身近で涼しく遊ぶ方法がたくさんあるといいですよね。
子どもは水遊びが大好きですが、大人も子ども心を取り戻すなら、一緒に水遊びするのがおススメです。
8月も健康と安全に気をつけて、心も体も涼しく過ごせますように・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。