韓国の子育て・教育

韓国の子どもの日は子供にお祝いをする日?家族一緒に思い出づくり





韓国在住のここまるです。

韓国では5月からは外でのマスク着用の義務化が解除になり、心理的に窮屈感が和らいだ気分です。

外は木々の緑と色とりどりの花たちがあまりにもきれいなので5月はとってもいい季節なんだなあと改めて感じます。

 

街を歩くだけで気分が晴れるのは、草木のおかげです。

日本と同様に韓国でも、5月の花と言えば철쭉(チョルチュク)です!

これは이팝나무 (イパプナム)です。

日本語ではヒトツバタゴという花で私が大好きな花です。

そんな気分が良くなる5月!

今回は、2022年5月5日の子どもの日の様子を我が家の体験談を通して紹介したいと思います。

日本と韓国は子どもの日が同じ日にありますが、子どもの日の過ごし方が日本とはちょっと違うかもしれません。

「韓国ではどんな風に過ごすの?」
と気になる方にご紹介したいです。

『韓国の子どもの日は、どこが人気?』と気になる方はこちらの記事もどうぞ

韓国の5月5日の子供の日は何をするの?家族連れ人気スポット紹介

それでは早速、韓国の「子どもの日」を振り返ってまとめて紹介します。



韓国の子どもの日は子供をお祝いする日?

子どもの日は子供たちが笑顔になる日!

中国から伝わった子供の日は、日本も韓国も同じ日の5月5日です。

韓国では子供の日が制定され100年が経過した今年は記念行事も行われ子供の未来が幸せであるよう社会の取り組みを考える雰囲気も感じました。

韓国では、子どもの日は子供に「おめでとう」(축하해チュッカヘ)とまるでお誕生日のようにたくさんの人から祝ってもらえます。

子どもの日の前日は、学校、英語塾、テコンドー道場ではパーティやイベントを準備してくれて楽しい時間を過ごせました。

前の日の様子はこちらからどうぞ↓
子どもの日の前の日のイベント

我が家はボーリング場へ

そして毎年、我が家の子どもの日は動物園や遊園地などに行くのが恒例でしたが、今年は家族全員が体を使って楽しめるボウリングへ行くことしました。

볼링 ボウリング

遠くに行かなくても、近場の室内で楽しめるスポーツのボウリング!

家から15分ほど離れたボウリング場へ到着するも、ガラガラ・・。

ちょっと古め?でこぎれいなボーリング場には子どもの日に子どもどころか、ボウリングをする人は1組しかいませんでした。苦笑

思いっきり楽しめた時間

我が家は子どもが生まれて以来ボウリングに行ったことが一度もありませんでした。

子どもの日に、初めて家族そろっていくボウリング。

ボウルの投げ方もよくわからない子どもにパパがボールの投げ方を教えるも、なかなか理解ができないようで、上手にボールを投げることもできませんでした。

左手が離れず、両手でボールを地面にたたきつけるように投げ、かろうじてピンが倒れ転がる様子。

そんな子供の投げ方を見ながら、心配になりながらも私は10年ぶりのボーリングを思いっきり楽しみました。

その日のボーリングを楽しんだ様子はアメブロからも↓

ボーリング

ピンが倒れるときの気分の良さはたまらないですね。

ピンを倒すたびに拍手が沸き上がり、各自が面白顔でポーズをとって喜びました!

ハイタッチを欠かさずし合いながら、みんなで心も体も気分爽快になれるのがこのボーリングの魅力です!

パパと私が賭けをしてだんだん本気モードになった2試合目も、私が負けたので昼ごはんは私がご馳走することになりました。

チェーン店の寿司屋へ

韓国にはたくさんのすし屋、回転ずし屋があります。

日本のチェーン店のスシローやがってん寿司がありますが、国内チェーン店のすし屋もいくつかあります。

その中でも、うちの子が「サンムチョバプ」というすし屋が好きでよく「食べに行こう!」と言います。

韓国では寿司のことを、そのまま「スシ스시」ともいったり、「チョバプ초밥」とも言います。

상무초밥(サンムチョバプ)

このすし屋は全国チェーン店なのであちこちにあります。

상무초밥の公式HP

私が子どもを連れて良く行くのは、ソウルの9号線のシンノンヒョン駅店です。

(テイクアウトや、配達もしてくれるので家でゆっくり食べることもできます。)

まず注文はテーブルにある機械でオーダーをします。

ランチ(11時~2時)は特にお得。

(13000ウォン以下で寿司セットが食べれます。)

セットで頼むと冷たいお蕎麦と茶碗蒸し、天ぷらがつくセットもあります。

お蕎麦セットは、ざるそば風でつけ汁につけて食べます。

お寿司が来る前に、お蕎麦を食べます。


なんと子どもの日の当日は、小学生までの子どもがいるグループ客はほぼ全品半額という破格のイベントをやっていたので、大行列でした。

子どもは、サーモンとプルゴキがのった寿司セットを注文。

まぐろづくし10個も注文。

子どもは、基本のランチセットのエビやマグロも大好物です。

子どもの日にちなんで全部半額です!

私は半額で食べれると聞き、普段2万ウォンする海鮮丼を食べることに!

これが海鮮丼です。

まぐろ、サーモン、えび、たまご

食べ方の説明もあり醤油をかけた後に、ノリに乗せて食べるようにとのことで、スプーンも渡されました。

スプーンで寿司を食べるのは少々食べづらいですね。

こんな感じでノリに乗せて食べるのだとか。

韓国のりではなくて、味がついていないノリなので、手巻きのように巻いていくつか食べました。


子どもの日、そして両親の日は半額セールをするので在韓の日本人の方もたくさん利用しているかもしれませんね。

最後は、無料で梅ジュース(매실차メシルチャ)がいただけます。

机は食べ終わったお皿でいっぱいになって片付けてほしいなあと思いながらも、そのままメシルチャを一気に飲んで席を立ちました。

子供たちは「おいしかった!」「今日はたくさんたべちゃった~」と大満足。

私は、食べた後は「やっぱり本場で食べるのが一番かな」と思ったり・・。

ごはんの硬さ、酢の打ち方、ソバの硬さ加減など細かい点を見たら、満点ではないですが気軽に日本のお寿司を食べれるお店があるのはありがたいことです。

しかも半額で食べれましたから・・。



おもちゃ屋に

子どもの日におもちゃ屋に行くと、子ども達であふれています。

我が家は子供の日におもちゃを買い始めたのはつい最近のことで、外食をすることはありましたが、子どもの日におもちゃを買う習慣はありませんでした。

でも親戚や、ハルモニから「おめでとう!」とお小遣いを毎年もらうので、自然と「もらったお金でおもちゃを買いたい。」と毎年トイザらスに行くようになりました。

おもちゃ屋さんの活気は、クリスマスと同様の賑わいです。

うちの子は何を買ったかというと・・
今年はニンジャゴーの一番人気のレゴを買いました。

家に帰ってきて、すぐに組み立てて夢中になって遊んでいました。

レゴが大好き

指先を使い創造力を育てられるレゴは、とってもいいオモチャなので子どもが欲しいと言えばつい買ってあげたくなります。

近所の子で、部屋中がレゴランドのようなお友達がいます。
そのご家庭では、海賊版の中国のレゴが山ほど・・。

正規の半額で買えるので、多少はまりにくいことや不良品があってもつい海賊版を買うのだと言っていました。

私もベトナムに行った時に、安いB級?のレゴを子供に買ってあげたことがあります。

見た目は正規品と似ているのに作りだすと、はめ込みにくい部分が何か所もあって子どもがイライラしている様子を何度も見ました。

「これ又!はまらない。」

「ママやってみて。」

海賊版の中国産やベトナム産を使うと正規レゴの素晴らしさを改めて実感できます。

今年の子どもの日も、子どもは家に戻るとすぐ袋をあけてレゴ遊びに夢中になりました。

そして組み立てた後に、他のものと一緒に対決させたりストーリを作るのが好きみたいです。

娘は、レゴフレンズを購入。

品番41701

「フードトラックマーケット」

どのレゴを買うか最後まで悩んで、
やっと決めて買いました。

レゴフレンズのカラフルな色合いは、

子どもの色彩感覚も育てます。

楽しそうなお店が並び、フードトラックが魅力的!

完成したときは「これを買って良かった!」と大満足でした。

特別遠出もせず、近場で過ごした子供の日でしたが思い出がたくさん残る時間を過ごせました。

本来であれば次の日は学校ですが、今年は学校が臨時休日にしてくれたので、4連休になりゆっくり過ごすことができました。

テコンドー館長からのプレゼント

毎年5月5日の子どもの日と、8日の両親の日が近いのでテコンドー館長からまとめて子供や親に心のこもったメッセージをいただけます。

今年は、親には手紙とフットマッサージソルトをいただき、子どもが親の足を洗うようにという宿題が出されたようです。

うちの子も桶にお湯を入れて主人に風呂場にくるように呼び、足を交互に洗ってくれました。

これも道場のイベントなのですが、その様子を写真に撮って共有のアルバムに投稿すると何かがもらえるようで、沢山の子ども達が親の足を洗う写真がアップされていました。

心のこもったプレゼントや手紙、そして足のマッサージをしてもらい思い出に残る時間になりました。

最後に

今回は、「韓国の子どもの日は子供にお祝いをする日?家族一緒に思い出づくり」について紹介しました。

韓国の子どもの日に関連し、我が家の1日を紹介しました。

「子供の日に家族一緒に過ごせるのはあと、どれくらいだろうか。」

最近そんなことを考えるようになりました。

子どもの成長と共に、親離れも間もなくなんだなあと。

どんどん子どもと一緒にできる遊びが増えているので家族で一緒に楽しめる遊びを探しながら思い出を作っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。