韓国の子育て・教育

韓国の恋愛バラードが子育ての歌?!わが子へおくる愛の歌を紹介

韓国在住ここまるです。

韓国でトライリンガル育児をしています。

『子どもの成長はあっという間だよ~!』と聞きますが「小さいころの動画・写真を撮っておいて良かったなあ。」と思う時がよくあります。

子どもが大きくなるにつれ、自分の小さかった時のことが気になるようです。

「自分がどんな赤ちゃんだったのか」

「どんな遊びをしてたのか」

「どんなところに行ったか」

「クリスマスにどんなプレゼントをもらったか」

自分の写真を見ながら、いろいろ聞かれることもあります。

つい数年前の写真なのに「こんなこともあったんだな。」と振り返りながら家族でおしゃべりするのも楽しいです。

当時の記憶を思い出し写真の背景を聞かせると、うちの子は興味深々になり表情がぱっと明るくなります。

言葉だけでなく映像が伝えるインパクトが相乗効果を発揮します。

そして過去の自分を知ることで「自分はたくさんの人から愛されて育ったんだ。」と感じ、自己肯定力を高められると実感します。

もちろん、過去のアルバムや動画を見ると、
親として未熟だった自分を思い出すこともあります。

1日中一人で、赤ちゃんの面倒を見てた当時のつらさがよみがえることもあれば、
赤ちゃんを抱っこしながら桜の下で撮った写真では、自分の若さを懐かしみウルウルすることもあります。

●子どもの成長の記録として・・・

●家族の思い出を記憶に残すためにも・・・
写真や動画を撮っておいて良かったなあと思うこの頃です。

子どもたちも、自分の幼少期の写真を見るのが大好きです。
本を読む時間なのに、読書をせずアルバムをじっくり見て微笑んでいる時も良くあります。

そんな我が家も子供の親離れが近づいてきています。

今から、すこしずつ心の準備をしながらも毎日楽しい記憶を残していきたいです。

子どもの世話をし、
子どものために働き、
子どものために犠牲になっていると感じる時があります。

でも、それ以上に子供のおかげで世界が広がり
笑顔の瞬間が増えつづけています。

なによりも家族のおかげで、気づきが増え自分自身が成長していることに気づくと、毎日の平凡な日常が充実感と感謝に溢れます。

そこで今回は、私と同じように子育て奮闘中のパパとママに聞かせたい「子供に捧げる愛の歌」を2曲紹介したいと思います。

実はこの曲は、韓国のメロマンスという男性デュオの曲で完全に恋愛ソングです!

でも、育児で疲れていた私にとっては子供に愛を伝える歌にしか聞こえませんでした。

韓国の歌に興味がない方も、詩だけでも読んで見ませんか。

なぜか育児をしているママやパパの心をふと温かくするそんな曲です。



メロマンスの恋愛の歌が子どもへ捧げる歌?

韓国のk-popが世界中で大ブームになっていますが、皆さんは好きな曲がありますか?

実は私は、韓国の曲を良く知りません。

でも、好きなジャンルがあるとすればバラード系が好きです。

「韓国でバラードと言ったらこの人でしょ?」

女性であればリン(린)

男性であればデュオのメロマンス(멜로망스)です。

かつてこのアーチストについてはアメブロでも紹介をしています。

リンの紹介

メロマンスの紹介

そこで今回はパパ、ママたちにメロマンスの愛の歌2曲を紹介します。

家族に対して「ちゃんと愛情が伝わっているかな?!」と気になる方は、これをきっかけに大切な人に愛を表現してみてくださいね。

선물 ソンムル

男性デュオのMeloMance(メロマンス)。

今回紹介するのは2017年に大ヒットした曲『선물(ソンムル)』です。

선물 ソンムル

プレゼント、ギフトという意味です。

恋愛の歌なのに、子どもに愛を伝える気持ちでこの歌詞を読むとジーンとしてしまいます。

선물の歌詞

<선물♬>

光が入ってくると自然に開く目
そんな風に目を見て
愛がわかったんだ

いつも知っていたものさえどこか
新しく変わったような気分
他人ごとだと思っていたワクワクした出来事が

僕に起こってるんだ
僕にだけ準備されたプレゼントみたい
ささやかなものがすべて大きくなっていくんだ

いつも平凡だった日常も
特別になっていくこの瞬間
何も思わず通り過ぎていったあれこれが

今の僕の目にはひたすらきれいに見えて
僕の気持ちをワクワクさせる
いつも暗かったものさえどこか

輝いてるみたいなんだ
他人ごとだと思っていたワクワクする出来事が

僕に起こってるんだ
僕にだけ準備されたプレゼントみたい

ささやかなものがすべて大きくなっていく
いつも平凡だった日常も

特別になるこの瞬間
君を知ってから目に映る

すべてのものがすごく美しくて
そんな浮かれた子供みたいに

純粋な人間になった気分なんだ
僕にだけ準備されたプレゼントみたい

ささやかなものがすべて大きくなっていく
いつも平凡だった日常も

特別になるこの瞬間

深い愛に落ちた瞬間

動画はこちらからどうぞ♪↓
メロマンスーソンムル

これをきっかけに、家族へ愛情表現をもっと伝えあってみませんか。

愛、たぶん・・

2曲目は、現在放送されている恋愛ドラマ「社内お見合い」のOSTです。

曲のタイトルは、『사랑인가봐 (サランインガバ)』

英語のタイトルは、Love,Maybeです。

사랑인가봐 愛みたいだ

사랑인가봐(Love,maybe)の歌詞

<사랑인가봐♬>

一緒にやりたいことを想像するのが
最近 私の日常になって

あなたの楽しい姿を見ていると

自然とつられて笑ってるんだ

あなたの行動にドキドキして寝返りをしてたら
眠れない夜も多くなるけど
これは誰が見ても愛なんだろうと

 

一日中一緒なら飽き飽きするはずなのに
僕が振り返っても すっかりあなたでいっぱい

どうやら愛みたいだな

これから一緒にやりたいことを考えながら
一日を過ごす日が多くなるけど

 

これは誰が見ても愛なんだろうけど
一日中一緒なら飽き飽きするはずなのに
俺が振り返っても すっかりおまえでいっぱい
どうやら愛みたいだな

 

あなたの幸せそうな姿を見ていると
俺も知らないうちにつられて笑ってる
これくらいなら分かってくれるでしょ

 

あなたも勇気を出すのがいいよ

 

俺だけがこんなんじゃないなら
俺たち会う価値があるんじゃない
どうやら愛みたいだな

 

動画はこちらからどうぞ♪

パパとママが子どもへ贈る歌:エドシーランのPhotograph

最後に、韓国の曲ではありませんが、イギリス人アーチストのエドシーランの曲Photograph」を紹介します。

エドシーランは有名なのでご存じかと思いますが、BTSの曲「Permission to Dance」を作曲したメンバーでもあります。

今回紹介するフォトグラフは2015年に発表された曲です。

photogragh(フォトグラフ)の意味は、「写真、写真を撮る」と言う意味がありますが、原儀は、「光の記憶」という意味もあります。

私は、エドシーランが好きなのでよく聞きますが、自分の気分をあげる時に彼の曲に何度も励まされました。

その中でも、この「フォトグラフ」のミュージックビデオでは、エドシーランが生まれてから現在までの成長過程を親が撮影した動画で構成されています。

彼が有名なアーティストになった今、彼がどんな家庭でどんな風に育ったかが伝わるビデオです。

特にエドシーランが芸術に触れる幼少期の様子、ピアノやギターを弾く様子を撮影した親の気持ちを感じたときは自然と涙が溢れました。

ミュージックビデオの最後にパパらしき人がエドにささやきました。

『You are on top of the mountain!」
 お前は山の頂上にいるんだ!

パパがいつも励ましていたのが伝わるメッセージ。

子どもの心を育てる方法は、特別なことではなにもなく日常の生活の中で愛情をしっかり伝えることではないでしょうか。

「あなたなら大丈夫!」

「あなたならできるよ。」

「ちゃんと見守っているから心配しないで。」

ミュージックビデオを見たい方はこちらからどうぞ↓
エドシーランのフォトグラフ

Photograh歌詞

愛すると傷つくことがある

愛は時に傷つくこともある
でもね、僕が知ってるのはそれだけ

つらいときは君も知ってるよね
時々どうしようもなくつらい時があることを

そのつらさが
生きてるんだって感じさせてくれる

僕らはこの愛を写真のなかにおさめるんだ

僕らは自分たちのために思い出を作った

幸せを目にしている僕らの瞬間が終わりを迎えないよう

僕らの心もずっと永遠に壊れないよう
写真の中でずっと瞬間が永遠になるように
だから、僕をしまっておいてくれ

ジーンズのポケットの中に
僕たちが会える時までもってて欲しい
孤独を感じないように

戻る日を待っていて欲しい
愛は心を癒してくれる
愛はあなたを癒してくれる

僕がわかっているのはそれだけさ
つらくても痛みは消えていくだろう
君といた思い出を忘れない

僕らが死ぬときまで
この愛が詰まった写真をもって
僕らは自分たちのために思い出を作った

僕らの目が決して閉じることのない

僕らの心が壊れることは決してない

僕らの時間を永遠にこの中に閉じ込めるんだ

もし君が僕を傷つけることがあっても
大丈夫だよ
言葉はその瞬間だけだから

僕を抱きしめている記憶は変わらない
そして僕はおまえを離さない

だから、戻ってくるのを待っていて
おまえのそばに戻るまで

待っていてほしい
いつか元に戻るから・・・

注意)多少の誤訳はお許しください。

最後に

子供を育てるようになり「子どもは親の鏡」という言葉を耳にする機会が増えました。

良いことも、悪いことも親の手本をみて育つという意味ですが、私も自分が無意識にする行動や発言で子どもを傷つけたり間違った方法で子どもを叱っていることが多々あります。

それを気づかせてくれるのが、子供が発する言葉、態度、行動です。

子どもをみて、自分を振り返ることがたくさんあります。

未熟な私が子どもを育てながら、沢山の事に気づき子どものおかげで自分が成長していると感じるようになってからは「ごめんね。」と「ありがとう」がごちゃ混ぜになるような複雑な心境になります。

一番身近にいる家族、子どもとの生活で学ぶことや気づきがどれだけ多いのかが分かります。

家族の愛を確かなものにするなら、どんなに短いコミュニケーションであっても目を見て意思疎通をし、愛情を伝えるのが一番ではないでしょうか。

子ども達が明るい社会は、未来も明るいと信じています。

広い視野ですべての子ども達が、明るい未来が過ごせたらどんなに幸せなことだろうかと思いませんか。

韓国のラブソングをきっかけに家族や周りの人に愛を表現するきっかけができれば嬉しいです。

心も体もあったかい毎日をおすごしください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。